初代久保田一竹謹製、最高級辻ケ花訪問着です。今でこそよく聞かれるようになった辻ケ花という言葉。辻ケ花は室町時代には一斉を風靡した歴史がありましたが、その技術の困難さゆえ江戸時代には忽然と姿を消してしまいます。

一度消えてしまった伝統、その辻ケ花の世界を現代に蘇らせることを天命とし、そして独自の感性で見事に辻ケ花を蘇らせたのが、この「初代 久保田一竹」でございます。

氏は、2003年(85歳)に既に亡くなられておりますので、新しい作品はもう二度と生まれてくることはありません。また辻ケ花の制作には多大なる手間がかかるゆえ、生前も大量の作品を残している訳ではございません。

新品のものになりますと 200万～500万円クラスのものになり、ものによっては軽く1,000万円を超えるものもございます。そんな雲の上の存在のような絶品が、今回当店に舞い込んでまいりました。

欲しいといって簡単に手に入るお品ではございません。もう二度とこの世に生み出されることのない「初代 久保田一竹」の辻ケ花。お求めいただける余裕のある方には、躊躇なく自信を持っておすすめしたい最高級の逸品です。